2011/03/13

津和野城跡(島根県津和野町)

今日は「山陰の小京都」と言われる津和野に行ってきました。
メインは津和野城跡です。


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高速を降りてからけっこう距離があり、ところどころつづら折りになった山の中の国道や県道をのんびりと走らせていくと、途中で大きな鳥居があり、そこをくぐっていくと津和野の町に入ります。

到着してどこかでお昼を食べようと思ったんですが、車を停められるところが見つからずにうろうろしてしまいました。結局有料駐車場に停めることに。

お昼食べながら駐車場でもらった観光案内を見てみると、津和野城跡に登るリフトがあり、その乗り場まで車で行けるようでした。
お昼を食べ終わったらさっそく駐車場から車を出してリフト乗り場まで上がってみました。

が、しかし!


リフトは現在工事中で休止していました。ガ━━(= ̄□ ̄=)━━ン!!

ということで、やむなく太鼓谷稲成神社の駐車場に停めて、そこから山道を登ることに。

なんかこのブログ、山道を登ってばっかりですよね…。

およそ20分位登って、まずは出丸跡。

Tsuwano_001

Tsuwano_002その出丸跡から津和野の町を見下ろした景色。

もうここまでですでに息が上がってるし、マスクはしてきたものの、大量のスギ花粉軍に攻め立てられて目と鼻が落城寸前。目は真っ赤に充血して、まるで海老蔵さんのようになってました。
それでもここまできたら意地でも本城にも行くぞ~とがんばりました。

Tsuwano_003本城の入り口あたりから全体を見上げたところ。

建造物は何も残っていないのですが、石垣はけっこうしっかりと残っていて、近世城郭の名残が感じられます。

Tsuwano_004「台所跡」からの眺め。

Tsuwano_005「太鼓丸」から津和野の町を望む。

Tsuwano_006一番高いところにある「三十間台」からの眺め。

花粉症の症状と戦いながら急いで山を降りましたが、途中、恐ろしい看板が…。

Tsuwano_007ま、ま、ま、マジっすか?!クマ?!

大丈夫、無事帰って来ました、はい。

今回も特に建物や展示があるわけではなかったのですが、ある程度解説の看板や道案内の標識などが整備されていて、また、石垣などもきちんと保全されていました。
あまり人は訪れていませんでしたが、それでも観光資源として城跡を活用するという点では最低限の努力はされているなぁと感じました。

それにしてもこの季節の山歩きはたいへんです。花粉症持ちとしては。

2011/03/05

みよし風土記の丘(三次市)&備北丘陵公園(庄原市)

今回は今まで行ってない備北地方に行ってきました。
史跡好きとしてはやはりここでしょう、ってことで、みよし風土記の丘です。


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Miyoshi_001県立歴史民俗資料館の駐車場に車を停めて、歩いて古墳群を巡ります。

敷地内には建造物の展示もあります。

Miyoshi_002これは重要文化財「旧真野家住宅」。江戸初期に建てられた農家を移築したものだそうです。

Miyoshi_003復元された竪穴式住居。

Miyoshi_004同じく高床式倉庫。

古墳群は七ツ塚古墳群と浄楽寺古墳群の2つがあります。
七ツ塚古墳群を歩いて巡っている動画です。

古墳群を見て回った後、歴史民族資料館を見学しました。
旧石器時代から古墳時代の、広島県内各地から出土した遺物がたくさん展示されていました。

Miyoshi_005「卑弥呼の鏡」として有名な三角縁神獣鏡。これはレプリカですけど。

Miyoshi_006古墳から出土した鉄刀を再現して作ってみたというもの。上が出土物の鉄刀、左下が再現して作られた鉄刀、右下は鞘や柄も作ったもの。見た感じ、中世以後の日本刀と技術的にそれほど大きな差がないくらい完成度の高い刀です。

また、常設展以外にも企画コーナーもありました。

Miyoshi_007ちょうど時期だった雛人形の展示。これは「三次人形」といって、この地方の独特の伝統を持つ人形です。

もうひとつ、近代・現代の家庭用品のコーナーもありましたが、残念ながら撮影不可でしたので写真はありません。
懐かしい機械式のビデオデッキとか、VHSテープに録画するタイプのビデオカメラなどを見て、とても懐かしいと感じると同時に、昔の機械がどんなだったか、今すっかり忘れてしまっていることに改めて気づいてびっくりしました。

見学を終えましたが、まだ時間にかなり余裕があったので、ついでに三次ワイナリーに寄ってみることにしました。


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三次市は広島県内でも特に果物類の生産が多い地域で、ワインの産地でもあります。

Miyoshi_008

ここでは地下のワイン貯蔵庫を見学することができます。

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売店でおみやげを少し買いました。
ワインを飲めるコーナーももちろんあるのですが、車を運転してきているので飲むことができません(笑)。

そしてまだまだ時間がかなりあるので、ちょっと足を伸ばして庄原の備北丘陵公園に行ってみることにしました。


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Miyoshi_010

中は非常に広い敷地で、区域ごとに分かれています。
私は車を駐車場に停めておいて歩いて回ったんですが、後で案内を見ると車で回ることもできたんですね。知らなかった。今度行くときは車で回ってみることにします(笑)。

Miyoshi_011「ひばの里」と名付けられた区域では、日本の懐かしい里山の風景が広がっていました。「となりのトトロ」のようなジブリ作品に登場しそうな景色ですね。

Miyoshi_012こちらは「大芝生広場」。子供たちの元気な声が聞こえてきます。

「花の広場」は春に向けて工事中だったため、見ることができませんでした。残念。

そんなところでそろそろ時間がなくなってきたので、庄原ICから広島まで帰ってきました。
今日は一日、広い自然の中で歩いてきた感じでした。空気がきれいで(スギ花粉を除けばですが(笑))とってもリフレッシュできた気がします。

2011/02/27

岩国城・錦帯橋(山口県岩国市)&宮島(廿日市市)

またまたドライブに行ってきました。
東の尾道、北の浜田と行ったので、今日は西へ。岩国に行ってみました。


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今日は近場で時間も十分あるのであえて高速は使わず、国道2号線でのんびり行きました。まあ、西広島バイパス(無料の自動車専用道)は使いましたけど…。
ロープウェイ乗り場の前の駐車場に車を停めて、ロープウェイで山頂へ。
そこから少し山道を歩くと岩国城の天守閣(再建)が見えてきます。

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中に入ってみると、大きさとしては広島城より一回りか二回りくらい小さめ、四層の天守閣です。
展示は刀剣類が最も多かったです。

Iwakuni_002備前長船ですね。

ちょっと変わったところでは「吉川家記」という軍記物の実物(写本かも)がありました。

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Iwakuni_004最上階の展望台から見た城下です。錦帯橋も見えていますね。

展望台から城下を見渡した動画です。なかなかのいい眺めですよ。

再建された現在の天守閣は、元々天守閣があった位置からは少しずれているのだそうで、元々の天守閣の位置に石垣の台座だけが残っていました。

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天守閣から二の丸のほうに降りていくと、岩国城の城郭図を元にしたパネルが設置されていました。

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それと、ロープウェイの山頂駅の近くには大きなからくり時計がありました。

なぜか時計の中で動いているのは鵜飼いの人形ですね(笑)。

お城から降りてきて、ロープウェイの駅の真正面にある「菜食キッチン わたぼうし」で昼食。
このお店はちょっと変わっていて、地元の主婦の方たちが集まって始めたお店なのだそうで、主に野菜を中心として、栄養のバランスよく、体によい薄味仕立ての料理を出してくれます。
私は「季節のランチ」を注文してみました。

Iwakuni_007お料理も上品な感じで、器もそのお料理の感じにぴったり合った優しい感じの器で、見た目もかわいらしいですね。

味もとっても美味しかったです。
物足りないという感じでもなく、ご飯はおかわりもできるので、大人の男性でもしっかり満足できますよ。

Iwakuni_008ここの庭にお稲荷さんがあって、梅が咲いているなぁ、と思って見ていたら、手水場に野良猫が次々に入れ替わり立ち代りやってきて水を飲んでいました。

ランチのデザートはチーズケーキと苺のプリンから選べたので、苺のプリンをセレクト。

Iwakuni_009この上にかかってる苺のジャムが、甘すぎずしっかり酸味が効いていて美味しかったです。

すぐ近くに岩国美術館があるのですが、今回は見学は見合わせることにしました。

Iwakuni_010こちらは美術館の前に展示されていた木炭自動車。

もう一つ、吉川史料館というのがあったので、こちらに行ってみました。
ここは常設展示ではなく一定期間ごとに展示を入れ替える方式のようです。
興味深い展示品がいろいろありましたが、その中のひとつ。

Iwakuni_011室町時代の「源氏物語」の写本だそうです。これは貴重ですね。

次はあの有名な名所、錦帯橋です。

Iwakuni_012河原から見上げた錦帯橋。

錦帯橋を渡りながら撮影した動画です。

そういえば同じ山口県の下関には、あの有名な宮本武蔵と佐々木小次郎(巌流)が戦った巌流島(舟島)がありますが、岩国はその小次郎のゆかりの地らしく、銅像が建ってました。
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さて、岩国をいろいろ見て回って帰路に着いたのですが、まだ多少時間に余裕がありました。
そこで急遽予定を変更して、宮島に寄って行こう、と思いました。


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2号線で宮島口まで来て、フェリーで島に渡るのですが、宮島口の駐車場が高い!1,000円も取られた!いくつか周辺に駐車場があるのですが、みんな談合でもしたかのように1,000円均一!そんなアホな。ボッタクリ!
普通の住宅街にあるコインパーキングがあれば200~300円で済むのに…。
とかブツブツ言ってても仕方ないので、ここは諦めてひとまず駐車。

フェリーで海を渡って行くと、厳島神社の大鳥居と神殿がだんだん見えてきます。

宮島は、子供のころから数えると、もう数えきれないくらい訪れています。
しかし今回わざわざ寄ったのは、ちょっとしたお目当てがあってのことなんです。

それがこちら。

Iwakuni_014厳島神社参道にある「紅葉堂」さん。

Iwakuni_015その名物といえばこれ。揚げもみじ!これ、宮島でしか売ってないので、食べたかったら宮島に来るしかないのです。

このために駐車場代1,000円にフェリー往復340円も払って宮島に行く私って(笑)。

でも、これ本当に美味しいんです。地元広島の人がみんな口を揃えて絶賛する、正真正銘の名物です。まだ食べたことがない方、ぜひ宮島に食べに来てください。

まあ、今回は目的が目的なので、神社の社殿までは入りませんでした。

Iwakuni_016大鳥居はばっちり写してきましたよ。

そしてもうひとつ、宮島銘菓もみじ饅頭の老舗、やまだ屋さんが最近売りだした新しい名物、「桐葉菓」も買って帰りました。

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こちらも人気があって話題なんですよ。

まあ、他にも生牡蠣・焼き牡蠣とか、あなご飯とか、名物の美味しい物がたくさん並んで、美味しい匂いがただよってきて、誘惑されましたが、とりあえず目的を達したらさっさと島を離れました(笑)。

2011/02/14

しまね海洋館アクアス&周布古墳(島根県浜田市)

前回の尾道ドライブがなかなか楽しかったので、またまた今週も行ってきました。
高速道路マップを見ていたら山陰方面に行くのに浜田道というルートがあることを知り、その先の浜田市に「しまね海洋館アクアス」という大きな水族館があることがわかったので、ここに行ってみることに決めました。
しかも浜田道は現在、高速道路無料化社会実験の対象になっていて無料なので、広島から片道1,100円で行けてしまうのが魅力です。


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この近辺でついでに何か史跡がないか、と探してみると、浜田市役所の近くに浜田城跡があり、少し西のほうに足を延ばすと三隅城跡があるようなので、これらも見ていくことにしました。


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当日は雪の予報だったので念のためスタッドレスタイヤも予約。案の定、広島県北から島根の山間部は完全に雪国景色でした。こんなときにわざわざドライブ先に山陰を選ぶ物好きは私くらいでしょうか。

さて約2時間ほどかけてしまね海洋館アクアスに到着しました。

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平日ということもあり駐車場も館内もかなり空いていました。

Hamada_002館内入場してすぐのところにある、島根の海を再現した水槽です。イシダイなどが見えます。

Hamada_003トビウオ。

Hamada_004イカ。……いえいえ、寿司ネタの紹介じゃないですよ^^;

Hamada_005クラゲ。刺されるとイタイですけど、キレイですよねぇ~。

Hamada_006サメやエイなどのいる大型魚の水槽です。

Hamada_007その水槽の中を通路が貫通していて、中から様子が見えるようになっています。

Hamada_008ウミガメのアップ。

Hamada_009サンゴ礁の海を再現した水槽。

Hamada_010タカアシガニ。

Hamada_011タツノオトシゴ。どこにいるか見えますか?

Hamada_012ニシキアナゴ。なんか可愛くないですか?^^ 「ムーミン」に出てきた「ニョロニョロ」にも似てますよね。

Hamada_013ラッコの剥製。表情が迫力ありますよね。

Hamada_014スクリーンの前に立ってゼスチャーをすると、CGのイルカがそれに合わせて動いてくれる、イルカトレーナーのシミュレーター。子供さんにやらせてあげると喜ぶと思います。

Hamada_015ペンギンコーナー。フンボルトペンギンが泳いでいます。

Hamada_016こちらは水槽のガラスのすぐ近くまで来てくれたオウサマペンギン。愛らしいですね。

Hamada_017水槽で泳ぐフンボルトペンギン。横から見たところです。

Hamada_018さらに水槽の下から見上げることができるコーナーがあり、そこから見た泳ぐオウサマペンギン。

Hamada_019係員がアシカに餌を与えています。

Hamada_020アクアスのエース、目玉、看板、主役のシロイルカです!

Hamada_021このとき水槽内には3頭いました。いずれもかなり思ってた以上に大きかったです。びっくりしました。

さて見学を終えたら、すぐ隣にあるレストラン「異瑠香」で昼食。

Hamada_022いただいたのは「カニとろろ丼」。これは美味しかった。さすが山陰。海の幸が美味しい!

そのレストランの近くに立っていた看板。

Hamada_023むう、すごいところだなぁ^^;

さて、次に向かったのは浜田城跡。ところがこれがカーナビの検索にひっかからない。仕方ないので地図を頼りに行ってみましたが、狭い海岸沿いの道の奥のほうに、少し説明の看板が立っているだけ、のような感じだったようで、近辺を通過はしましたが、奥まで入って見ることができませんでした。残念。

さらに三隅まで行ってみましたが、こちらも場所がはっきりせず。Webの地図サービスでも載っているものといないものがあり、カーナビにはありませんでした。現地で三隅神社でいったん降りて近辺の案内図を見てみましたが、そこにも城跡の記述がありませんでした。結局場所を特定することができず。残念。

いずれも無駄足になってしまいましたが、途中、海岸線を走るところで冬の日本海の景色を見ることができたのが大きな収穫でした。国道を走ってたので写真撮影まではできませんでしたが。

で、実は浜田から三隅に向かう途中、周布という地域でカーナビの画面上に史跡のマークが写っていたのを見つけました。どうやら周布古墳という古墳があるらしいのです。が、見つけたときはすでにそこへ入っていく交差点を通過してしまっていたので、そのときは行けませんでした。なので帰りに寄っていくことにしました。


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ところがこの古墳が個人の住宅の裏にあり、道路からよく見えず、説明の看板らしきものは見えた気がしたのですがそこを通りすぎてさらに山の上に上がってしまいました。
途中でそのことに気づいたのですが、車一台がぎりぎり通れるくらいの幅の道で、方向転換できる場所が見当たらなかったので、やむなくバックで戻ろうとしたところ……


脱輪。orz

みごとに溝にハマってしまいました。

すぐにレンタカー屋さんを通じてロードサービスの手配はしたのですが、近所の人たちが様子を見に来られて、普通ならよそ者が道路を塞いでしまって迷惑かけてしまっているのだから、きついことを言われても仕方のないところなのに、みなさん「こりゃたいへんですね」と気の毒がってくださって、人を呼んでくださったり、道具を持ってきて動かそうとしてくださったり、こちらからお願いしたわけでもないのにみなさん自発的に助けようとしてくださって、その心のあたたかさに驚き、またとても感動しました。
ロードサービスの委託で来てくださった業者の方も地元の方のお知り合いだったようで、みなさん協力してなんとか車を出すことができました。

その脱輪地点の近くにあった灯篭。

Hamada_024地元の方のお話では江戸時代以前からあるものだそうです。

島根県浜田市治和町のみなさん、ほんとにお世話になりました。ありがとうございました。

降りるときに今度はちゃんと古墳を見ることができました。

Hamada_025古墳と言ってもちょっとした築山くらいにしか見えない感じですが、たとえば飛鳥や奈良の近辺にもこういう感じの古墳がたくさんあります。おそらく、埴輪や土器などの遺物や、濠跡などの遺構が見つかって古墳と判明したのだと思います。

あらためてまた詳しいことを調べてみたいですね。


この日はいろいろ行きましたが、アクアスはいい意味で「穴場」だと思います。展示は非常に充実していて、水族館の規模としては大きい部類に入ると思います。その割には空いていますので、お子様連れの休日や、デートなどに向いているんじゃないでしょうか。広島から高速で2時間弱、今年度いっぱいは浜田道が無料ですのでお得ですよ。
城跡に関しては、以前の尾道・三原のときも感じたことですが、自治体があまり整備に力を入れていないんだなぁ、というのが悲しい気がします。もう少し何か人が見に来たくなるような工夫ができないかな、ということと、あとはわかりやすく案内する工夫(地図やカーナビに載るように)もあればいいなと思いました。
まあ、これからは事前に現地の状況や状態をよく調べてから行くようにします。失敗から学んだ教訓です(笑)。

2011/02/08

尾道城(尾道市)&三原城跡(三原市)

運転免許を取った記念に、取った翌日にいきなりドライブに行ってきました。

目的地は尾道。以前一度行ったことがある尾道城を再び訪れてみることにしました。


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ついでに帰りには三原城跡にも寄ってみることに。


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正確に言うと尾道城は史跡ではありません。その場所には戦国時代や江戸時代、ほんとうにお城があったわけではないのです。戦後、観光資源化目的で作られたもので、博物館兼展望台のような役割の建物でした。最近になって経営が放置されて廃墟化してしまっています。

そのせいかどうかわかりませんが、カーナビの目的地設定で検索しても「おのみちじょう」では該当する施設がヒットしません…。
そこで、すぐ近くにある千光寺公園を目的地として設定して、そこから自力で地図を見ながら行ってみることにしました。

広島市内から山陽道で尾道までは、平日の昼間ということもあり、比較的空いていてすーっと行けた感じです。とりあえず尾道についたところで昼食。尾道といえば尾道ラーメン、ということで。

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で、まあ、千光寺公園の駐車場に着いて、車を停めて、ついでだから千光寺も見ていくか、ということでぶらぶらと。
ここは広島県内でも有数の桜の名所として有名なところです。今はオフシーズンですが、それでも観光バスのツアー客の一団が来ていました。けっこう全国的にも人気がある観光スポットのようです。
尾道がNHKの連続テレビ小説「てっぱん」の舞台となったことで、観光客も増えているのかも知れませんね。
すぐ近くの尾道城が廃墟になってるのとえらい違い…。

Onomichi_002公園から見た瀬戸内海(しまなみ海道)の眺めです。これぞ瀬戸内海、っていう景色ですねー。

Onomichi_003こちらが千光寺の本堂です。

その他にも見所がたくさんあるようで、案内地図を見ると尾道市立美術館とか、展望台とか、いろんなスポットがあります。
が、残念ながらあまり時間がないので、それはまたの機会ということにして、とりあえず尾道城を目指すことに。

が、しかし!さすが尾道!狭くて曲がりくねった細い道路が入り組んでいてなかなか手強い!さながらダンジョン!
苦労しつつもなんとかたどりつきました。

Onomichi_004これがその尾道城です。

これだけではいまいち雰囲気が伝わらないと思うので、近くに寄って動画を撮影してみましたのでご覧ください。

鉄の柵で閉ざされた入り口、雑草が生い茂る敷地、雨ざらしですっかり退色した足軽の人形、などなど、この施設がもはや完全に見捨てられた状態にあることがよくわかると思います。なんかもったいないですよね。これだけ立派なお城の建物があるのに…。

さて、帰路も尾道ダンジョンに悩まされ、行き止まりに迷い込んでしまってバックで戻ったりといった失敗をしつつ、なんとか脱出。

次はお隣りの三原市にある三原城跡を目指します。
こちらはれっきとした本物のお城があった跡です。毛利元就の三男、小早川隆景が築いたと言われています。
場所は三原駅に接した北側にあります。

三原駅の下の駐車場に停めると、そこから直接駅構内に入れるようになっていました。そして駅の構内には三原城跡の説明が。

Onomichi_005

そのまま駅構内から直接、三原城天主台跡に入れるようになっていました。

Onomichi_006サッカーのコート一面分くらいの広さがありますが、建物などは何もありません。

Onomichi_007天主台跡から見た堀の様子です。石垣と堀の遺構だけが残っています。

尾道城も三原城跡も、わざわざ見に行くほどのものではない、と思われた方も多いのではないでしょうか。
ただ、これらも活用次第ではもっと観光客を集めることができる立派な名所になれる要素は持っていると思います。そういう意味では現状はたいへん残念です。
しかし、広島市や福山市などと比べると、尾道市や三原市は小さい街で財政規模も小さいですから、観光資源整備といってもできることが限られてくるんだろうな、ということは想像がつきます。
もったいないなぁとは思いますが、しばらくは地元の人のみが知るマニアックなスポットとしてひっそりと存在するほかないのかも知れませんね。


2010/04/05

吉田郡山城(安芸高田市)

今日は安芸高田市の吉田(旧吉田町)に行ってきました。


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ここは、中国地方最大の戦国大名、毛利元就の本拠地である吉田郡山城があった土地です。
毛利元就をはじめとして、毛利氏ゆかりの史跡がたくさんあります。

広島バスセンターから広電バス上根・吉田線「吉田出張所」行きで約90分。安芸高田市役所前で降ります。

Yoshida_map今日歩いたルートと見てきた場所です。地図は案内板の写真からいただきました。^^;

Yoshida_001まずは★(1)の歴史民族資料館なのですが・・・

なんと定休日でした。ガーン!!
ちゃんと事前に調べて行けよ、っていうツッコミはなしの方向で。なんせ「思いつき」の旅なんですから。^^;

Yoshida_002この資料館には司馬遼太郎さんの小説の一節を石碑にしたものがありました。吉田郡山城について書かれた文章のようですが、どの作品だったかちょっと思い出せません。

Yoshida_003★(2)の毛利隆元公墓所です。
毛利隆元は元就の嫡男で、吉川元春や小早川隆景の兄ですが、元就に先立って若くして亡くなった人です。
右側の石碑には明治41年に正三位を追贈されたと書かれていますが、やはり子孫が明治維新によって公爵になったことと関係があるのかも知れませんね。

Yoshida_004★(2)から★(3)に向かう途上の道です。まだこのあたりは舗装もされているし、それほどキツいというほどでもなかったのですが、それでもだんだん息は激しく、汗も出てきました。
山道の感じがいかにも山城、という感じです。

Yoshida_005★(3)の毛利氏歴代の墓、毛利元就の墓です。
入り口に鳥居がそびえています。

Yoshida_006毛利氏一族の墓所と毛利氏の系譜に関する説明です。

Yoshida_007毛利氏一族の墓。左に三つの墓、右端に合葬の塚が見えます。

Yoshida_008こちらが毛利元就の墓。山の中にあるおかげでひんやりとした空気が気持ちよく、静かな場所で、やわらかい木漏れ日が差し、静かに眠るのにふさわしい場所だな、と思いました。

Yoshida_009★(3)から★(4)に向かう途上、休憩用のベンチがあったので一休み。このあたりはもう完全な山道で、かなりキツい坂です。
吉田の町を見下ろすととてもいい眺めでした。

Yoshida_010★(4)の二の丸跡から本丸跡を見上げたところです。
思っていたより小さくて、本丸跡の大きさは2LDKぶんあるかないか、といったところでした。

Yoshida_011本丸跡です。この石碑以外にはこれといって何もありませんでした。

本丸跡から二の丸跡へと降りていくところの動画です。


最後、アメリカ人らしい二人組が登ってきました。こんなマニアックなところを見に来る外国人がいることに驚きましたね。

Yoshida_012城跡全体として石垣などがほとんど残っていないのですが、この三の丸跡だけ少し痕跡が残っています。

★(5)の旧本城跡へ向かうところです。


最初の道から左の下のほうに沢があったようで、心地よい水の音が聞こえていました。ビデオからも聞こえるでしょうか?
そこからさらに道があるのやらないのやらわからないほど狭くて険しい山肌を登り、ぜえぜえ言いながら辿り着きました。降りるときも転がり落ちないよう気をつけるのがたいへんでした。
こんなところに城があったら、そりゃ攻めるのはたいへんだよなぁ、と思いました。

Yoshida_013旧本城跡は、本丸跡とは違って眺めがよかったです。このくらいの眺望があれば、合戦の戦術を考えるのにも役に立ちそうですよね。

Yoshida_014★(6)の展望台からの眺め。桜が七分咲きくらいになっていますね。だいぶ町に近づいた感じがします。

Yoshida_015★(7)の郡山公園です。見事な池がありました。桜がほどよく咲いており、お花見客も何組かおられました。

Yoshida_016★(8)の清(すが)神社です。由緒を感じさせる荘厳なたたずまいですね。

Yoshida_017神社の参道はみごとな桜並木でした。

Yoshida_018毛利元就といえば有名な「三矢の教え」。広島を本拠地にするサッカーチーム「サンフレッチェ」の語源でもあります(フレッチェはイタリア語で「矢」の意味)。
★(9)の三矢の訓跡碑ですが、青少年自然の家の敷地の奥にあり、場所がわかりにくいです。

Yoshida_019町まで降りて来てから山を見上げて。こうして見るとけっこう高い山なんですよね。登り始めから降りてくるまでトータルで2時間ちょっとかかりました。

思っていた以上に、けっこうな登山でした。毛利隆元の墓あたりまでは舗装された道路で緩やかな坂道なのですが、元就の墓から本丸あたりはまったくの登山道でした。念のためアミノ酸&クエン酸サプリメント持って行っておいてよかった。^^;
特に旧本城跡は道といえるかどうかわからないような、ほとんど崖のようなところを登らなくてはならないので、登山に慣れてない方、体力に自身のない方は無理をしないほうがいいと思います。ヘタするとすべって怪我をしたりしかねません。

地元の方以外に観光客らしき人にはほとんど会いませんでした。本丸跡で会ったアメリカ人二人組だけでした。
大河ドラマのころはそれなりに人が増えたのかも知れません。それに今日は平日だったこともあるでしょうけど、休みの日でもけっこう険しい山道だし、これといって目を引くような施設があったりするわけではないので、あまり人は来ないのかも知れませんね。
だいぶ前に尾道城に登ったときも、荒れ放題になっていてショックだったことを覚えています。
やはり山城を観光資源にするのは難しいのでしょうかね。

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